更年期障害の中で、最もつらいと言われている症状をご存知でしょうか。それは、精神的な症状です。更年期障害の症状の多くは目に見えにくく、周囲からの理解が得られにくいものです。特に精神的な面に関しては、その傾向が強いと言えるでしょう。
更年期障害が原因だと気がつかないまま、自分ひとりで悩みを抱えてしまうケースが非常に多いようです。急にふさぎ込んだり、落ち込んだりしがちな方は、注意が必要と言えるでしょう。よく誤解されがちですが、更年期障害の症状は閉経後から出始まるわけではないです。閉経が始まる前後10年程度の間に、身体に変化が起きると考えられています。日本人の場合、大体51歳頃が閉経が起こる平均年齢だという報告もあります。そのため、45~55歳あたりの方に更年期障害が多いのです。とは言え閉経を迎えた女性すべてが更年期障害の症状に悩まされるわけではありません。
そもそも更年期障害は、女性ホルモンのバランスの乱れが原因とされています。そして、精神的な要因も大きな影響を与えているという説が有力視されているのです。症状の現れ方が異なるのは、更年期に入ったときの生活や環境が人それぞれ違うことに起因しているためだと言えるでしょう。その人自身の性格やライフスタイル、心の問題なども症状に変化を与えると考えられています。
ちなみに、更年期障害の精神的な症状として紹介されることが多いのは、心身症です。心理的なものが要因となり、呼吸器管や消化器管などに症状が現れます。感情面にムラが出る症状もありますが、特にアップダウンが激しい方であれば躁鬱病の可能性もあるので注意が必要です。ついつい一人で悩んでしまいがちな精神面の症状。しかし、放っておくと余計にひどくなってしまう危険性も十分にあります。早期に病院で診察を受け、症状の緩和を目指していただければと思います。
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