更年期障害対策として、病院での治療やサプリメント・漢方薬の摂取が行われています。そんな中、最近ではマカという植物の摂取が注目されているそうです。マカは、南米・ペルーのアンデス地方で栽培されている植物です。亜鉛などのミネラル成分を豊富に含んだ土地でしか栽培できないため、非常に珍しい植物として知られています。古くはインカ帝国の時代から食されてきた、伝統ある滋養食品。
そのインカ帝国では特権階級のみが食べることを許された貴重品だったようです。現代においてもペルー政府がマカそのものを海外へ持ち出すことを禁じているところから、希少性が理解できるでしょう。NASA(アメリカ航空宇宙局)も宇宙食として採用しており、数多くの栄養素を含む食品として知名度を高めています。更年期障害や生理痛、生理不順を緩和する働きがあるということが知られるようになり、マカが滋養食品として使われるようになりました。
更年期障害などの婦人科系の症状は、女性ホルモンのバランスが崩れることによって引き起こされます。その点、マカに含まれている鉄分・カルシウムをはじめとしたミネラル成分、アミノ酸などが、女性ホルモンを調整する働きを持っているのです。更年期障害特有のホットフラッシュ(のぼせやほてり)、頭痛などの症状を緩和することが見込めます。それに加え、マカに含まれているビタミンやミネラルは活性酸素を抑制する働きもあり、老化を防ぐ効果もあるようです。
マカから摂取できるヨードによって、甲状腺ホルモンを活性化し、冷え性を緩和することも出来ます。海外では不妊治療に有効であるとされていて、研究が進んでいるとのこと。日本国内ではここ10年ほどで一気に有名になったマカ。今後はより一層、更年期障害対策に利用されるようになると感じます。
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