更年期に入った女性は閉経を迎えるため、大なり小なり体調に変化が現れるもの。今回は更年期障害がもたらす症状のひとつ、動悸・息切れについて考えてみようと思います。更年期の女性の中には、動悸や息切れ、または息苦しさを感じる方がいらっしゃるようです。これは心臓の疾患ではなく、自律神経の乱れから生じているもの。
心臓は、交感神経と副交感神経という2つの自律神経によって正確にコントロールされています。心臓の拍動がリズミカルに行われるのも、自律神経がキッチリと働いている証拠と言えるでしょう。ところが更年期に入ると、女性ホルモンの量が急激に減少してしまいます。その結果、自律神経のバランスも崩れてしまうのです。
じっとしているにも関わらず心臓の拍動が乱れたり、休憩しているのに息苦しさを感じるのは自律神経の変調が原因と言えます。更年期障害から発生する動悸や息切れの対策として、自律神経の乱れを正常にすることが欠かせません。まずは深呼吸してみて、身体を落ち着かせるという方法が非常に効果的だと言われています。万が一過呼吸になった場合には、ビニール袋などに口を当て、ゆっくりと空気を吸ってみると良いそうです。日常の生活にも動悸や息切れの原因となるものがありますので、それを断つことも重要だと感じます。
たとえば、タバコやアルコールといった嗜好品が代表的な例にあたるでしょう。また、カフェインが多く入っているコーヒーや紅茶などを過度に飲みすぎないことも忘れてはなりません。こうした工夫をしているにも関わらず、動悸や息切れが改善しない場合には、漢方薬を使うことも選択肢のひとつになると思います。同時に鉄分やタンパク質をたっぷり摂るなど、食生活を改めることも試してみるべきです。鉄分などはサプリメントで補給できるようになっていますので、自分に合った方法で動悸・息切れに立ち向かえば良いのではないでしょうか。
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